- 東京都
スワンレディースクリニック
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無痛分娩で快適な出産をサポート
ホテルのような快適さとホスピタリティを追求
王子神谷駅から徒歩数分の好立地に、2019年に開院したスワンレディースクリニック。同院では「素敵な出産家族旅行」というコンセプトのもと、妊婦と家族が旅行気分で出産に臨み、かけがえのない思い出を築く、そうした心に残るお産の実現に力を尽くしている。
これまで数多くの赤ちゃんを取り上げた岩本英熙院長は、従来の医療機関の中には、設備やケアが十分とはいえない施設もあったと振り返る。「老朽化して清潔感が乏しく、大部屋でプライバシーもない。食事は美味しいと言い難く、助産師さんは忙しそうで相談しづらい。そういったことのない、新しい命の始まりにふさわしい場所が必要だと考えたのです」
こうした経緯から、同院では外観から内装、食事、ホスピタリティまで、ホテルのような快適さを追求している。入院施設は全室個室でトイレ、シャワーも付いており家族の宿泊も可能だ。各種の医療機器・設備を備え、緊急時にも対応できるという。妊婦の負担となりがちな陣痛室から分娩室への移動を避けるため、陣痛室と分娩室をセットにしたLDRを4つも設置しているのも珍しい。料理にもこだわり、ホテル出身の専属シェフが手掛ける食事で出産後のからだを慈しむことができる。「スタッフ一人ひとりの丁寧な接遇、おもてなしの心も重視しています。ご本人やご家族への説明から、出産後のケアまで親身になってサポートさせて頂くことが素敵な思い出につながると考えています」。そう岩本院長が話す通り、産後ケア施設も併設するなど、出産後のケアの体制・設備も整えている。
無痛・計画分娩で快適な立ち会い分娩を
快適な立ち会い分娩を実現する手段として、無痛・計画分娩を積極的に取り入れていることも特筆すべき点だろう。「立ち会い分娩を希望する方は多いのですが、実際には、陣痛・出産を迎える妊婦さんを前に、ご主人が茫然とされたり、妊婦さんがご主人にあたってしまったりすることがあるのです。ただ私は、出産は痛いもの、我慢するものとする風潮には反対で、適切な麻酔管理でサポートしたいと考えています。当院の無痛・計画分娩では陣痛促進剤と同時に麻酔を投与するため、陣痛・分娩時の痛みを抑え、落ち着いて出産を迎えることを目指せます。麻酔で筋肉が緩むため、出産もスムーズに進みやすく、産後の傷の痛みが少ない利点もあります」と岩本院長は説明する。
計画分娩では、いつ陣痛が始まるか分からないというストレスを避けられる上、家族も休暇を取って立ち会い出産に臨みやすい。それにより出産後も一緒に宿泊して授乳や沐浴の仕方を学び、新生活にスムーズに移行できるのもポイントだ。分娩時間の短縮や、帝王切開を含めた難産のリスクの抑制を追求できると岩本院長。また無痛による胎盤への血流増加で赤ちゃんのストレスが減り、出産時の合併症の抑制を目指せるという。
岩本院長は毎朝6時から診療を開始し、快適かつ思い出となる立ち会い分娩の実現に心血を注ぐ。無痛での家族出産を希望し、東京23区全域はもちろん、埼玉、神奈川、千葉からも患者が訪れる。その診療にかける情熱が、多くの家族の笑顔を支えていく。
院長
岩本 英熙
医療新聞社
編集部記者の目
これまで10,000人以上の出産に「医師として」携わり、また我が子の出産時には「親として」立ち会ってきた岩本院長。その経験から、「出産を迎える家族に最高の瞬間を届けたい」と熱い想いを抱くようになったことが、現在の診療理念につながっているという。東京都内はもちろん、都外からも予約が相次ぐのは、そうしたひたむきな姿勢が信頼に結びついているのだろう。リゾートホテルのような快適空間で、マタニティスタジオまで完備していることにも注目したい。
Information
スワンレディースクリニック
ホームページ 〒114-0002 東京都北区王子4-27-7
TEL.03-5944-6028
【休診日】日
「東京メトロ南北線」王子神谷駅2番出口 徒歩3分「JR京浜東北線」王子駅北口 徒歩11分
マタニティスタジオ・エステルーム・キッズルーム完備